東北ツーリングを満喫している中、不幸は突然訪れました。
- 「自分の過失なし」でも、車両時価額を上回った修理費用の補償はありません。
- 任意保険には弁護士交渉特約は必須であること。今回、加入していて、かなり助かりました。
- 安全運転こそ、バイクライフを長く楽しめることができます。
国道の峠道の下りでヘアピンカーブを通過しようしたとき、センターラインを越えてバイクが突っ込んできました。
完全なもらい事故でした。たまたまカーブのきついところでしたので、スピードもそんなに出ていなく、大きなケガには至りませんでした。
楽しみにしていた「磐梯吾妻スカイライン」がその先でしたが、ここでTHE END。レッカー車を呼び、そのまま帰宅することになりました。
レッカー車の運転手から一言。「バイク事故で当事者が現場にいるなんて珍しいね。ほとんど救急車で運ばれてしまうからねえ。」
スピードがあまり出ていなかったことが、大きなケガに繋がらなかったことと思います。
また、プロテクターをしていたこともよかったと思います。当然、バイクからは転げ落ちましたが、軽いアザだけで済みましたから。
このプロテクターはベストタイプとなっています。プロテクターって結構、付けるのめんどくさいですよね。ゴワゴワしていて。でもこれはベストなので気軽に着れて便利。冬は防寒着としても使っています。
さて、このバイク事故では相手がセンターラインを越えてきたとことで、過失割合は10対0となりました。
ここまでは良かったのですが、解決までには4か月かかりその間はバイクに乗ることができませんでした。
しかも事故にあったバイクは納車してから半年しか経っていませんでしたので、それなりの補償を得られるだろうを思っていましたから。
「自分の過失なし」でも、車両時価額を上回った修理費用の補償はありません。
バイクの修理を見積もったところ、かなりの高額となりました。ほとんど全損扱いです。
しかも相手の保険会社の車両時価額の提示は新車時の75%程度でした。まだ、半年しか経っていないのになぁ。辛すぎる。
とてもまた新しく同じような車両を購入することはできず、まさに踏んだり蹴ったりの状態でした。
任意保険には弁護士交渉特約は必須であること。今回、加入していて、かなり助かりました。
このまま保険会社と交渉しても、なかなか進展はありませんでした。そこで弁護士交渉特約を活用することにしました。
その結果、新車価格の90%ぐらいまでは補償を得ることができました。素人の私では到底、このような結果を得ることはできなかったと思います。
安全運転こそ、バイクライフを長く楽しめることができます。
今回の事故について、相手はリターンライダーで、上りのヘアピンを曲がり切れず、突っ込んできました。はっきり言って運転技術の未熟さであり、大型バイクのパワーの怖さでもあります。
これは自分にも言えることで、相手に迷惑をかけないようにしなければと定期的にホンダのバイクスクールに通っています。