2020年1月に購入して2年乗り続けた「ハーレーウルトラリミテッド」を売却
売却した理由は山道など道路状況を気にせず巡る旅のために、バイクの「乗り換え」を決めました。
やっぱりウルトラの大きさと重さを考えると行き先が限られてしまいます。
売却にあたり、「買取がいいのか」それとも「下取りがいいのか」実際にやってみたことと事前にやるべき大切なことをご紹介します。
- 売却したバイク「ハーレーダビッドソン・ウルトラリミテッド」
- 同型・走行距離のバイクの中古車価格と買取相場を調査
- 購入したディーラーで下取り査定
- ダイレクト買取でおなじみの「レッドバロン」で買取査定
- まとめ:結局、売却先は? でも、査定前にやるべき大切なこととは?
売却したバイク「ハーレーダビッドソン・ウルトラリミテッド」
- 2019年式(2020年1月購入)FLHTKSE
- 走行距離は35,000キロ(この年式のハーレーではかなり過走行です)
- 点検はすべてディーラーで。タイヤは24,000キロで交換
- フルノーマル
- 立ちゴケ傷数か所(バンバーとロアフェアリングに擦り傷程度)
同型・走行距離のバイクの中古車価格と買取相場を調査
①バイクの中古車価格は「グーバイク(GooBike)」で調査
このサイトは中古車の掲載が数多くあります。同型で同じような走行距離のバイクの中古販売価格が分かればある程度、買取相場が想像できます。
また、私がもらい事故にあったときの補償交渉では、中古販売価格を交渉価格の参考にしました。
もらい事故における補償交渉は大変でした。
【バイク保険の見直し】「弁護士交渉特約」は必須!事故は突然やってくる - 早期退職カモブログ
中古車販売価格で気を付けなければいけない点として、
中古車販売価格には消費税が含まれていることから、まず、基準なる価格は「税抜き価格」(店舗の収入)で考え、その額から仕入額(買取額)を推測する必要があります。
(例)販売価格220万円なら税抜価格は200万円(店舗の収入)
この200万円から予定する利益額を考え、仕入額(買取額)を算出する。
50万の利益を考えたい場合なら、仕入額は150万円。つまりこの額が買取額になりますね。
つい、販売価格を見て、なんとなく買取額を想像してしまい、期待値が上がってしまいます。
私はこの罠にハマってしまい、買取額と想定額のギャップを感じたことがあります。
このことは過去に下取りしてもらった店舗で教えてもらいました。
でも、実際に利益額をいくらにするのかが、重要かつ難しいところで、「人気車・不人気車などバイク販売の回転状況によってその価格は変わってきます。」と言っていました。
②バイク買取専門店の「バイクワン」で買取価格を調査
「バイクワン」の買取相場情報は非常に参考になりました。
特に「オンライン自動査定」は個人情報を入力せずに、具体的なバイクの状態を入力することから、かなり信ぴょう性は高いものと感じています。
この情報による今回のバイクの提示額(買取平均額)は、ディーラーの下取り価格とほぼ同額でした。
購入したディーラーで下取り査定
査定結果は購入時の本体価格の47%でした。
この査定額は買取専門店の「バイクワン」自動査定の平均買取額とほぼ同額
購入したディーラーではいつも点検に出しているし、もう整備状況もわかっていることからすぐに提示額がありました。
ディーラーから提示を受けたものの、即決はせずに買取店でも査定することにしました。
査定見積もりは複数社から取ることも大切です。
公務員時代に物品調達部門にいた経験が役に立っています(笑)
また、役所では物品購入にあっては念入りに価格調査を行い、予定価格を設定してから入札していました。価格調査も大切です。
ダイレクト買取でおなじみの「レッドバロン」で買取査定
レッドバロンでは、直接店舗への持ち込みで査定してもらいました。
対応したのは店長で、開口一番「うちはハーレーが得意なんですよ」と。
そうなんだ。なんか期待できそう。
レッドバロンでは買取車は原則として、中間マージンが発生するオークションには出品せず店頭販売することから、高額提示になりやすいとのこと。
「精いっぱいがんばります!」と威勢よく宣言。 これは、ますます期待!
その一言から30分が経過して、買取額の提示を受けました。
ディーラー価格より「2万円」ほど高い提示でした。
まとめ:結局、売却先は? でも、査定前にやるべき大切なこととは?
もちろん、2万円高い「レッドバロン」にしました。
売却決定の手続きも簡単で、「免許証の提示」と「買取申込書への記入」のみ
売却金額は3日以内に銀行に振り込まれます。
当然、名義変更などのめんどうな手続きもなく簡単かつ安心でした。
大手買取店は安心で、手間が一切かからないのがメリットですね。
実は30年前に「ゼファー400」をレッドバロンで購入し、半年後にまた同じ店舗のレッドバロンで売却しました。
当時の購入額は55万円程度で、買取額は30万円でした。
そんな話を家まで車で送ってくれたレッドバロンスタッフと話をしていましたが、今やゼファーは恐ろしいほどの中古価格が高騰。びっくりです。
(ちなみにレッドバロンではバイクを売却すると足がなくなることから、自宅までの交通費を出してもらえます。今回は売却部品を自宅に取りに行く都合から送ってもらいましたが。)
話の続きですが、同乗する店舗のスタッフいわく、「絶版旧車はいつ価格が暴落するのか怖くて仕入れも難しい」とのこと。
下手すると在庫貧乏になりかねないですからね。
また、過去にバイク王で購入した「ドラックスター400」を、再びバイク王で売却したこともあります。
そのときは自宅に査定に来てもらい、購入価格54万円、結果30万円の買取価格でした。
そのときのやりとりは、ディーラーでの下取り価格が27万円だったので、30万円で買い取ってほしいといいました。
査定した店員と本部の人との電話でのやりとりが結構頻繁にあり、約30分間の交渉後、なんとか30万円にしてくれました。
いろいろとやってくれた店員さんに感謝。
いずれも、バイクの売却にあたっては事前に予想の査定価格を調べておくことが大切です。
私の場合はある程度価格を調べてあることから、買い取り専門店から必ず聞かれる「希望価格」については、事前に教えています。
だいたい、「その額は厳しいですね」と言われてしまいますが、経験上、大抵はなんとか希望価格にしてくれますね。
ぜひ、バイクを売却する際に参考にしてみてください。