こんにちは、ハルサンです。今日も自由気ままな記事をまとめました。
現在、中小企業診断士の資格取得を目指して勉強中ですが、簿記とFPについてもその知識は役立つだろうとまずは「簿記3級」を取得してみることにしました。
簿記3級は会計の入門ではありますが、それなりには勉強も必要でした。
主な勉強方法はYouTubeの視聴で、あとは繰り返し問題集を実際の試験時間に合わせて解くこと。
今回、受験してみてわかったことをご紹介したいと思います。
- 簿記3級合格には「70点以上」の得点が必要。ハードルは決して高くない!
- 検定は自分の都合で受験できる「ネット試験」を活用
- 簿記3級に使った教材はTAC出版の参考書と問題集。講義はYouTubeを活用
- 試験時間は60分。「3問」構成なので、時間配分が合否の鍵!
- まとめ
簿記3級合格には「70点以上」の得点が必要。ハードルは決して高くない!
試験科目は「商業簿記」
試験時間は60分
合格基準は70点以上となっています。
試験当日には電卓も使えますので、計算問題には苦労はしませんね。
ただ、試験時間は60分となっていますので、じっくりと考える時間はありません。
試験対策としては、設問に対する時間配分が必要となってきます。
でも、試験時間を想定して繰り返し問題集を解いていけば、問題なくクリアできるレベルだと思います。
検定は自分の都合で受験できる「ネット試験」を活用
簿記3級は年3回実施される「ペーパー試験」と随時実施されている「ネット試験」で受験することができます。
ペーパー試験は統一試験として実施され、年3回で6月・11月・2月が試験日となっています。
一方、ネット試験は随時実施されており、試験の合否も当日にわかります。
そこで、自分のいい都合の合わせられるネット試験で簿記3級は受験することにしました。
受験費用は3,400円となっています。
受験申込はすべてインターネットで完結します。
日商簿記検定試験(2級・3級)ネット試験について | 商工会議所の検定試験 (kentei.ne.jp)
簿記3級に使った教材はTAC出版の参考書と問題集。講義はYouTubeを活用
簿記3級は会計の入門だから独学でいけるでしょ!との先入観がありましたが大間違い。
いざ参考書を読んでもイマイチ理解できない。完全に舐めていました。
これではいけないと思い、YouTubeで簿記3級試験対策の動画を活用することに。
この動画ではまず簿記の全体像とつかみ、簿記特有のルールが学べたことはとても有意義なものとなり、スムーズに勉強することができました。
試験対策のおすすめ動画2選
簿記のルールを初心者向けにとっても分かりやすく解説してくれる動画でオススメ①です。
簿記の勉強では、始めに見ることを強くオススメします。
一部の分かりにくい簿記の理屈や理論を分かりやすく解説してくれる動画でオススメ②です。
なかなか理解できない一部の簿記ルールを重点的に説明してくれるので、繰り返り動画を見てやっと理解できるようになりましたね。助かりました。
一通り動画を見終えたら、早速「参考書」の問題を解く
使った参考書はTAC出版の「スッキリわかる日商簿記3級」です。
この本に付属されている問題集を解きました。この問題集のレベルは基本となっていますので、動画を見終えたあとなら解けるレベルと思います。
知識の定着を図るにはとっても役立ちます。
でも、この問題集レベルでは本番試験には歯が立ちません。
本試験を想定した模擬試験問題集を繰り返し解く
そこで、本番試験レベルに近い問題を解く必要があり、使った問題集が「スッキリうかる日商簿記3級 本試験予想問題集」
この問題集を使って実際の試験時間60分以内で解く練習を行います。
試験時間は60分。「3問」構成なので、時間配分が合否の鍵!
試験時間は60分となっています。
大きく3問構成となっており、うまく時間配分を行わないとミスってしまいます。
- 第1問 仕分問題 15題(各3点で配点45点)
- 第2問 何が出るか予想できません(配点20点)
- 第3問 財務諸表・精算表・試算表などの作成(35点)
時間配分と回答順序は第1問を15~20分、第3問を25分程度、残りの時間で第2問と見直し
第1問は簿記の基本である仕分問題。設問も15題あり、配点も各3点で計45点となっているためここは確実に得点源としたいところ。
1問あたり1分程度で解く練習が必要です。
2~3問は「ん?」というような直感では解けない問題もありますので、注意が必要。そんなときはすっ飛ばして次へ。
とにかく仕分け問題はスピードが大事ですのでわかる問題をかたずけ、悩む問題は後回しにするといいと思います。
次は第3問の表作成の問題。配点が35点となっています。
ここは出題パターンが決まっていますので、対策がしやすい場所ですね。
決算整理に必要な仕分を行った後、表を完成させるパターンとなっています。
あせらず地味にやっていけば必ず得点できる問題です。ほぼ作業みたいな感じです。
ここでは25分程度の時間配分が目安です。
最後の第2問は出たとこ勝負!
私が受けた試験では、第2問のうち1つはまったく解いたことがない問題でした。
この問題に5分ほど奮闘しましたが、解き方がまったく分からなかったので諦めました。
そこで、第1問と第3問は確実に点を取ろうと見直しに時間を充てることにしました。
その結果、第1問は45点中42点、第3問は35点満点。作戦成功です。
試験の総合結果は81点でした。
まとめ
簿記3級を勉強してみて思ったことはまずは簿記のルールを覚えることです。
そして、そのルールに基づき「理解すること」が大切ですね。
このルールを覚えるには基本問題を繰り返すこと。
その点ではTAC出版の「スッキリわかる日商簿記3級」の問題はとても役立ちました。
そして簿記をルールを理解するために役立ったのが、YouTube動画でした。
なせ、そうなるのという点が分かりやすく解説されています。
そして、最後は問題集を試験時間に合わせて繰り返し解くこと。
「スッキリうかる日商簿記3級 本試験予想問題集」はペーパー試験問題9回分を2回、付属されているネット試験問題5回分を5回ほど繰り返し解きました。
最初のうちはとても時間内では解き終えられません。
でも繰り返し問題集を解くうちに慣れていくことが感じられました。
今回は会計入門の3級でしたが、次は2級に挑戦しようと思います。
2級はちょっと難しそうなので、TACの通信で学ぶことにしました。費用は法人契約割引を使って71,000円の10%引きです。なかなかの出費です。
本命は中小企業診断士ですが、それまでに簿記2級とFP2級は取得したいですね。